SFOエアミュージアム

サンフランシスコ空港国際線ターミナル内にある、エアミュージアムの展示が入れ替わっていました。 今期の展示は、それは見事なモデルプレーンです。 特に水上機のジオラマが見事でした。

  
(写真左) TWA航空の、ロッキード 1049G スーパーコンステレーションです。 ロサンゼルス近郊のバーバンクに今も残る、ハワード・ヒューズ率いる工場で開発された、最後のレシプロエンジン旅客機です。

(写真中) パンアメリカン航空の、ボーイングB314 カリフォルニアクリッパーです。 当時としては超大型の飛行艇で、サンフランシスコ湾上空を優雅に飛ぶ姿は、今でもポスターにになるほど有名です。

(写真右) ドイツの伝説の飛行艇、ドニエル DoXです。 V12気筒エンジンを12台積んで、大西洋航路を空路に変えようとした巨大飛行艇です。 まあこんなもん、よう作ったものです(笑)。

 
(写真左) ピギーバックで飛行艇を運ぶ飛行艇、S-24 MAIA + S20マーキュリーです。 わざわざピギーバック(おんぶ)で運ばなくてもいいと思うのですが、スペースシャトルもB747改の輸送機で、ピギーバックされて運ばれてましたよね。

(写真右) パンアメリカン航空の、マーチン M-130 チャイナクリッパーです。 何とこの飛行艇で太平洋を横断したとか。 現在では12時間足らずのフライトですが、当時は途中で飛行艇の利点を生かして寄港し、4~5泊かかったとか。 それでも船よりは遥かに速いですよね。 きっとお金持ちの乗り物だったんでしょうね。

 
最後の2枚は、現代の飛行機です。

(写真左) キャセイパシフィック航空のボーイング747-300です。 最後の3人乗務 (機長、副操縦士、航空機関士) のジャンボジェットです。 何度もお世話になった機材ですねえ~。

(写真右) 退役までに一度は乗りたかったコンコルドです。 メインは大西洋路線で、このエールフランス航空と、ブリティッシュエアウェイズ航空が運行していました。 同機の事故や911テロのあおりもあり、2003年に営業飛行が終わりました。 聞くところによると、全席ファーストクラスだったそうです。 巡航速度マッハ2のコンコルドで飛ぶと、日本から西海岸まで4時間ほどで着く計算になります (航続距離が足りませんが・・・)。 あらためて、乗ってみたかった!!

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